円筒状の飲料容器の開放端を密封するための上部カバー、飲料容器、上部カバーの製造方法及び飲料容器の製造方法
专利摘要:
円筒状の飲料容器10の開放端を密封するための上部カバー14は、スコア部17を有するパネル20を有する。タブがパネル20の第1の面に付されており、スコア部17を破砕することでパネル20に孔を空けるように構成されている。パネル20は、温度変更装置11のためのキャビティ(Cavity、空洞)を形成している中空体12を有し、キャビティがパネル20の第1の面の開放頂端部21から閉鎖底端部22へ向かって伸びている。円筒状の飲料容器10の開放端を密封するための上部カバー14の製造方法であって、スコア部17を有するパネル20を製造するステップと、タブをパネル20の第1の面に付するステップを有する。当該方法は、また、パネル20において、中空体12を規定するステップを含む。本明細書は、また、上部カバーを有する容器と、そのような容器の製造方法を含む。 公开号:JP2011506909A 申请号:JP2010539384 申请日:2008-12-18 公开日:2011-03-03 发明作者:ミーケル サハルストロム 申请人:サハルストロム イノベーション アーベー; IPC主号:F25D9-00
专利说明:
[0001] 本発明は円筒状の飲料容器の開放端を密封するための上部カバーに関する。上部カバーは、スコア部(刻み目がつけられた部分)を有するパネルと、当該パネルの第1の面に取り付けられるタブを有し、上記タブによって上記スコア部を破断させることによって上記パネルに孔を開けるように構成されている。] 背景技術 [0002] 円筒状の飲料容器は清涼飲料、ビール、アイスティー等を格納するために広く使われている。多くの場合、消費者は飲料を冷やすための設備を有しない場所、例えば屋外に飲料容器を持ち込む。そのため、自己加熱機能または自己冷却機能を有する様々な飲料容器が、提案されている。] [0003] 典型的な飲料容器は、間隔を置いた2つの開放端を規定する円筒状の周壁を有し、一方の開放端は上部カバーによって閉じられ、他方の開放端は底部カバーによって閉じられている。通常、底部カバーは、押し出し成型によって円筒状の周壁と一体的に形成されている。円筒状の周壁、上部カバーおよび底部カバーは、飲料を封入するための空洞を形成する管状体を規定している。] [0004] 従来技術による自己冷却機能付き飲料容器においては、底部カバーが空洞を形成する胴体を規定し、飲料容器の長手方向の縦軸に沿って管状体の内部に伸びている。底部カバーの胴体は、飲料容器の円筒状の周壁とは別になっている。この種の底部カバーは、飲料容器の外部構成または寸法に影響を及ぼすことなく、従来の任意の飲料容器において配置することができる。しかし、飲料容器の内部容積は減少する。] [0005] この種の自己冷却機能付き飲料容器における冷却プロセスは、底部カバーの本体内に保持される細長い挿入物によって提供される。当該挿入物は、凝固する材料から成る。この材料は、典型的には、5℃未満で溶解するものであり、例えば、水、重水または凝固するゲルである。上記挿入物は、電気的に駆動する冷却素子でもよいし、化学反応に依存する冷却素子でもよい。また、冷却部材は、冷却の間、環境中にガスを排気するための、制御可能な排気手段を有するガスシリンダでもよい。] [0006] 一般的に、従来公開された提案は、全く新しい飲料容器の構成を提供するため、既存の充填ラインにおいて使用することができない。このような飲料容器は、飲料製造業者に、多大な投資を必要とさせる。] 発明が解決しようとする課題 [0007] 上記および以下の説明を念頭におき、本発明のいくつかの実施形態の目的は、従来技術の上述の不完全さや短所を、単独であるいは任意の組合せにおいて、緩和、軽減又は除去するための自己冷却機能付き飲料容器を提供することである。] [0008] いくつかの実施形態による思想は、温度変更装置を収容するように構成される上部カバーを提供することである。] [0009] また、いくつかの実施形態による思想は、既存の生産ラインにおいて生産可能な飲料容器の上部カバーを提供することであり、また、低温殺菌プロセスが利用されるときにおいても生産可能な飲料容器の上部カバーを提供することである。] [0010] いくつかの実施形態によるさらなる思想は、効果的な冷却を可能にする飲料容器用の上部カバーを、費用対効果が高い方法において提供することである。] [0011] いくつかの実施形態によるさらに他の思想は、上部カバーのすべての構成部分がリサイクル可能な飲料容器用の上部カバーを提供することである。] 課題を解決するための手段 [0012] 本発明の第1の観点によれば、円筒状の飲料容器の開放端を密封するための上部カバーが提供される。当該上部カバーは温度変更装置のためのキャビティ(Cavity、空洞)を形成する中空体を有するパネルから成る。そして、当該キャビティが上記パネルの第1の面の開放頂端部から閉鎖底端部へ向かって伸びている。] [0013] 上記中空体は先細りの形状を有してもよい。これは、運搬および格納に必要な空間を減らすために、複数の上記上部カバーを積み重ねることができる点において、有利である。] [0014] 上記上部カバーは、さらに、上記中空体の上記開放頂端部を封止するための第2カバーを備えてもよい。当該第2カバーは、少なくとも、一つの貫通孔と、当該第2カバーの面のうち上記中空体の内部に対面する面に突起が設けられている。これにより、冷却液の排出と冷却プロセスを開始する手段を単純かつ有効な方法で提供することができる。] [0015] タブが、上記第2カバーを上記中空体の上記開放頂端部の上に保持するために上記第2カバーに押しかぶさって伸びてもよい。これにより、接着剤または他の外部固定手段の使用を排除することになり、生産コストを低減できる。] [0016] 上記中空体の内部容積は上記飲料容器の内部容積の15パーセント未満でもよい。これは、飲料の容積を少し減少するだけで、効果的な冷却を提供できる点において、有利である。] [0017] 上記中空体の外面は粗くてもよい。これは、飲料との接触領域をより大きくすることができ、冷却効率を改善することができる点において、有利である。] [0018] 上記上部カバーは、さらに温度変更装置を有してもよい。当該温度変更装置は、加圧流体を封入する容器と、当該容器の放出口に接続されるエアゾールバルブを有し、当該エアゾールバルブは開位置および閉位置との間において移動可能である。また、上記温度変更装置は、上記加圧流体のエアゾールの排出を開始するように構成されるアクチュエータを有する。当該アクチュエータは、上記エアゾールバルブに接続される第1部材と、上記容器に接続される第2部材とを有し、上記エアゾールバルブが開位置にあるときに、上記第1部材が上記第2部材に固定的に取り付けられる。上記温度変更装置は、上記上部カバーの上記中空体内に配置され、上記アクチュエータの第1部材が上記キャビティの上記閉鎖底端部の内面に近接して配置されるようになっている。このように、外部冷却装置が上記上部カバー内に備えられるから、効率的な冷却が提供される。] [0019] 上記アクチュエータの上記第1部材は上記エアゾールバルブに接続する中心部と、上記アクチュエータの上記第2部材の方へ上記中心部から伸びている少なくとも2本の脚を含んでよい。そこにおいて、上記各脚は上記第2部材と係合するように構成されるフックを備える。これは、冷却プロセスが手動で始められて、その冷却プロセスが完了するまで、自動的に冷却プロセスが維持されるという点で、有利である。] [0020] 本発明の第2の観点によれば、飲料容器が提供される。当該飲料容器は、本発明の第1の観点による上部カバーを具備する。] [0021] 本発明の第3の観点によれば、円筒状の飲料容器の開放端を密封するように構成される上部カバーを提供する方法が提供される。当該方法は、上記上部カバーのパネルにおいて中空体を定めるステップを含む。当該中空体は上記パネルの第1の面の開放頂端部から閉鎖底端部に向かって伸びるキャビティを形成している。] [0022] 本発明のさらなる観点は、飲料容器に関するものであり、当該飲料容器は、円筒状の壁と、密封された上端部および底端部を有し、上記上端部は第1カバーで封止され、当該第1カバーは開放頂端部と閉鎖底端部を有する外部キャビティを有する。上記外部キャビティは、上記飲料容器の内部の空洞内に伸張している。上記飲料容器はさらに、第2カバーを有し、上記外部キャビティの上記開放頂端部を封止するようになっている。また、上記飲料容器は、飲料を冷却するための温度変更装置を有し、上記外部キャビティの内部に配置されている。] [0023] 本発明のさらに他の観点は、格納された飲料を冷やすための飲料容器を生産する方法に関する。当該方法は、開放された上端部と間隔を置いて閉鎖された底端部を有する上記飲料容器を製造するステップと、開放頂端部と閉鎖底端部を有していて上記開放頂端部から所定の長さだけ伸びるキャビティを有する第1の上部カバーを製造するステップと、上記飲料容器に飲料を充填するステップと、上記キャビティが上記飲料容器内に伸張するように、上記飲料容器の上記開放された上端部を上記第1の上部カバーで封止するステップと、上記キャビティの上記開放頂端部を封止するための第2の上部カバーを製造するステップと、排出バルブを有する冷却装置を製造するステップと、当該冷却装置を上記外部キャビティ内に配置するステップと、上記キャビティの上記開放頂端部を上記第2の上部カバーで封止するステップと、を有する。] 図面の簡単な説明 [0024] 本発明の第1の実施形態に係る飲料容器の断面図である。 第1の実施形態に係る上部カバーの斜視図である。 第1の実施形態に係る第2カバーを示す平面図である。 図3に示す第2カバーの底面図である。 第1の実施形態に係るアクチュエーターの第1部材を示す図である。 第2の実施形態に係る飲料容器の断面図である。 第2の実施形態に係る上部カバーを示す図である。 第2の実施形態に係る温度変更装置を示す図である。 第2の実施形態に係る温度変更装置を飲料容器に搭載する工程を示す図である。] 図3 実施例 [0025] 本発明の実施形態は、一般的に、飲料容器10の上部カバー14に関する。上部カバー14は、ビール、清涼飲料やアイスティー等、飲料容器10に充填された種々の飲料を冷やすための温度変更装置と共に使用できるように構成されている。好適な実施形態は、上部カバー14と温度変更装置11を有する一般的なビール缶等の携帯用の飲料容器10に関する。しかし、本発明は、携帯できないような大きな飲料容器にも等しく適用できることは理解されるべきである。しかし、明快さと単純化のため、本明細書で記載されるほとんどの実施形態は、一般的なビール缶に関する。] [0026] 本発明の実施形態は、本発明の実施形態が示されている添付の図面を参照してより詳細に説明される。しかし、本発明は様々な形で具体化されるのであり、ここに記載された実施形態に限定されない。むしろ、これらの実施形態は、本発明が徹底的かつ完全に開示され、当業者に本発明の範囲を完全に伝えるために提供される。本明細書を通して、同一の参照符号は同一の構成に対応する。] [0027] 図1は、第1の実施形態に係る飲料容器10の断面図である。飲料容器10は、実質的に円筒状の壁16を有し、壁16は底部カバー15によって一端が閉鎖されている。さらに、飲料容器10は、パネル20を有する上部カバー14と、スコア部17と、キャビティ(Cavity、空洞)を規定する中空体12を有する。タブ(図示せず)がパネル20の外側表面に接続されて、パネル20のスコア部17を破砕することによって、パネル20に孔を空けるように構成されている。上部カバー14は、シート材から形成され、中空体12は、周囲の壁16内において、飲料容器10の長手方向の軸に沿って伸びている。飲料容器10の周囲の壁16、上部及び底部カバー14、15は、飲料が充填される管状体18を規定している。] 図1 [0028] 温度変更装置11は、中空体12の内側に配置される。温度変更装置11は、二酸化炭素を主な成分とする液体混合物を格納する加圧流体コンテナ41を備える。加圧流体コンテナ41の出口には、エアゾールバルブ43が接続されている。アクチュエータ45が、エアゾールバルブ43と加圧流体コンテナ41に接続される。] [0029] 図2を参照すると、中空体12は、パネル20の中心に配置される。しかし、当業者は、上部カバー14内の中空体12の位置は様々なバリエーションが存在することを理解すべきである。中空体12は、閉鎖底端部22と開放頂端部21を有する。] 図2 [0030] 中空体12は、第2カバー30で密封され、このことを、さらに図3及び4を参照して説明する。第2カバー30は、パネル20の外側表面に配置され、第2カバー30の円周状の突出縁35によって中空体12内部に伸張している。突起32が、第2カバー30の内側表面に配置される。突起32、例えばノブは、第2カバー30と一体に形成される。さらに、第2カバー30は、少なくとも1つの排気孔31を有し、排気孔31は、第2カバー30を貫通している。] 図3 [0031] 図1及び5を参照すると、アクチュエータ45は、第1部材46を具備し、第1部材46はエアゾールバルブ43と第2部材47に接続し、第2部材47が加圧流体コンテナ41に接続する。第1部材46は中央部48を有し、中央部48はエアゾールバルブ43のステム44に接して配置されている。第1部材46は、また、図1に示す第2部材47の方向に中央部48から伸びる3つの脚49を有する。それらの各脚49の端部には、フック50が配置される。脚49は中央部48の周囲において、120°の角度で均等に間隔をおいて配置される。それらの脚49の外側の部分は、温度変更装置11の加圧流体コンテナ41の内面に合わせられており、脚49間の空間が液体混合物の排出中にエアゾールのガイドとして機能するようになっている。第2部材47は、加圧流体コンテナ41の下部に配置される環状部を具備する。その環状部の上部には、ノッチ51が配置される。] 図1 [0032] 以下に、実施形態に従って、飲料を冷やす方法を述べる。] [0033] 飲料容器10を切断あるいは開口させるためのメカニズム、すなわちスコア部17を破砕するためのタブが、第2カバー30に押しつけられると、第2カバー30は形状を凹状に切り替え、第2カバー30の突起32によって、温度変更装置11の加圧流体コンテナ41を中空体12の底部に向かって下方に押す。この運動はエアゾールバルブ43のステム44を強制的に解放位置に引き込ませ、エアゾールバルブ43を開かせる。この結果、エアゾールは、エアゾールバルブ43を通して放出される。エアゾールバルブ43のステム44が解放位置の方へ移動するに連れて、アクチュエータ45の第1部材46は容器11へ向かって上方へ移動する。第1部材46の脚49が第2部材47のノッチ51に達すると、各脚49のフック50は、ノッチ51に係合する。この結果、タブを押しているユーザはクリック音を聞く。そして、エアゾールバルブ43のステム44が、ユーザがタブを放したときに伸張位置(すなわちバルブが閉じる位置)へ戻ることが防止される。このため、温度変更装置11の加圧流体コンテナ41内部の圧力がエアゾールを排出するのを止めるのに十分なほど低くなるまで、エアゾールバルブ43は開いたままの状態になる。] [0034] 温度変更装置11の加圧流体コンテナ41に収用される二酸化炭素、あるいは、任意の流体混合物が、エアゾールバルブ43を通って流れるときに、二酸化炭素はガス化され、結果的に、約−73℃の放出口温度となる。] [0035] 二酸化炭素は、5.1気圧以下では液状ではない。1気圧では、二酸化炭素は−78℃以下で固体である。その固体の状態において、二酸化炭素は、一般に、ドライアイスと呼ばれている。ガスの状態においては、二酸化炭素は空気の1.5倍重いから、空気中に放出される場合には、低い位置に集中する。1kgのドライアイスは、ほぼ2kgの通常の氷の冷却能力を有する。ガス状あるいは液状の二酸化炭素は、圧力の下格納され、急速に減圧されれば、自動冷凍プロセスによってドライアイスを形成する。それ故、6.69グラムの二酸化炭素は、理論的には(最適にリリースされる場合)、45clの飲料の温度を、約60秒間に15℃低下させる。] [0036] 図1に示される飲料容器10は、飲料缶として標準的な50clの携帯用容器と同じ外部寸法および形状を有するように設計されている。しかし、中空体12の存在は、その内部容積を減少させる。中空体12は、この容積の10%を使用することができる。それは、50clの飲料容器の場合、5clの飲料に対応する。他の実施形態においては、中空体12の容積は、飲料容器10の内部容積の5〜15パーセントであってもよい。外部の寸法が従来の飲料缶と同一であるので、各缶は既存の充填ラインにおいて使用され、充填されることができる。これに応じて、中空体12の長さは115mmでよく、直径は38mmでよい。] 図1 [0037] 飲料容器10は、他の寸法も利用できる。この種の寸法は、市販の容器の寸法に対応すればよく、例えば33cl、35.5cl(12 U.S. fl. oz.)または44cl(14.9 U.S. fl. oz.)の寸法に対応することができる。] [0038] 温度変更装置11の加圧流体コンテナ41の直径は、20〜35mm(特に22mm)でもよく、それは中心的な構成要素として二酸化炭素を含む5clの流体混合物を含むことができる。加圧流体コンテナ41は、少なくとも70barの内圧を統御することができる。加圧流体コンテナ41に接続しているエアゾールバルブ43は、少なくとも50barの内圧を統御できる。予防手段として、内圧が50barを上回る場合、エアゾールバルブ43は自動解放するように形成される。] [0039] 実施形態において、温度変更装置11の加圧流体コンテナ41は、中心的な構成要素として二酸化炭素を含む流体混合物を含む。流体混合物は、現在の環境上の要請に従い、非毒性であるように、設計されることができる。さらに、流体混合物は、純粋な二酸化炭素と類似の沸点を有するように、設計されてもよい。但し、臨界点は純粋な二酸化炭素と比較して、より高い。] [0040] さらなる実施態様においては、温度変更装置11の加圧流体コンテナ41は、6.7gの流体混合物を格納する。加圧流体コンテナ41の寸法は、温度が50℃を超えるときに、加圧流体コンテナ41内部の圧力が50barを上回らないように設計される。] [0041] 次に、上部カバー14、第2カバー30および温度変更装置11の別の実施形態について説明する。] [0042] 中空体12は管状であり、中空体12の閉鎖底端部22は、平坦、凸状、凹状、または、他の任意の形状であってよい。中空体12は、閉鎖底端部22の寸法が開放頂端部21より小さいように、先細りの形状をさらに有してもよい。さらに、中空体12は、パネル20と一体的に形成されることができる。さらなる実施態様において、パネル20はパンチ孔を有する、そして、開放頂端部21を有する中空体12はパンチ孔の周辺に取り付けられる。] [0043] 中空体12の外面、すなわち飲料容器10に入れられる飲料と接触する表面は、粗くてもよい。更に、中空体12の内面も粗くてもよい。] [0044] パネル20は、中空体12の開放頂端部21を囲む溝(図示せず)を具備してもよい。その溝は、開放頂端部21を封止するための第2カバー30に適合するように構成される。第2カバー30はその溝に固定して取り付けられることができる。または、第2カバー30は、タブによってパネル20に取り付けられることができる。そのタブは、開放頂端部21の上に第2カバー30を保持するために、第2カバー30に押しかぶさって伸張するようになっている。] [0045] 第2カバー30は、それが上部カバー14の外側の部分より上方に突き出ないように、沈ませることができる。これは、例えば輸送または格納中に、作動手段である突起32が予想外に作動を開始することを防止するという点で、有利である。] [0046] エアゾールバルブ43は、ガス混合物の放出の間、振動を提供するための膜(図示せず)を具備してもよい。これにより、振動する膜は、バルブ出口の中の詰まりを防止する。エアゾールバルブ43は、ほぼ60秒の間に、温度変更装置11の加圧流体コンテナ41内部の内容物の大部分を出すように更に構成されることができる。好適な実施形態において、ガス混合物の含有量の51%は、60秒未満、好ましくは30〜60秒に、放出される。] [0047] 温度変更装置11の加圧流体コンテナ41、エアゾールバルブ43およびアクチュエータ45は、当然、既知の従来の材料によって製造され、好ましくはプラスチックおよび/またはアルミニウム合金によって製造され、現在の再利用プロセスに対応するようになっている。] [0048] 上部カバーの他の実施態様は、図6〜9に示される。本実施形態において、バルブは、参照番号13によって示される。本実施形態の他の要素は、図1〜5に関して使用されたものと同一の参照番号によって示される。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 図9 [0049] 上部カバー14は、第1実施形態に従った方法によって設けられてよい。その方法は、スコア部17を有するパネル20を形成するステップを具備する。タブはその後で、パネル20の第1の面に取り付けられる。そこにおいて、タブはスコア部17を破砕させることによってパネル20に孔を開けるように構成される。この後、中空体12はパネル20において定められる。そこにおいて、中空体12はパネル20の第1の面上の開放頂端部21から閉鎖底端部22まで伸張するキャビティを形成している。] [0050] 飲料容器10は、閉鎖された底端部および開放された上端部を有する管状体18を配置することによって、さらに組み立てられる。続いて、飲料容器10は、何らかの飲料で満たされる。上部カバー14はその後で、飲料容器10に配置される。そして、上部カバー14によって飲料容器10を封止する。別途、エアゾールバルブ43およびアクチュエータ45を有する温度変更装置11が取り付けられて、上部カバー14の中空体12に挿入される。アクチュエータ45の脚49は、中空体12の閉鎖底端部22の内面に合わせられる。その後、第2カバー30は、中空体12の開放頂端部21の上に配置される。最後に、パネル20にすでに取り付けられているタブが回転させられ、それが第2カバー30に押しかぶさって伸張するようにされる。この結果、第2カバー30は、タブによって位置が保持される。] [0051] 本製造方法は、低温殺菌プロセスを利用している既存の生産ラインにおいて行うことができるという点で有利である。これは、温度変更装置11が、飲料容器10が低温殺菌された飲料で満たされて、上部カバー14によって密閉されたあとで挿入されるという事実に起因する。更に、飲料は上部カバー14の内面にさらされるだけである。そして、それは現在周知の飲料容器のために使用するカバーと同一材料でできている。] [0052] ある実施形態において、飲料容器10の外面は熱感知塗料を塗られてもよい。そして、それは冷却プロセスが完了した時期を示す。この種の塗料は、飲料容器10に、例えば、円周方向に形成されていてもよい。これにより、飲料容器10が開かれる前に、ユーザは、温度がその意図された値に達したか否かとともに、温度分布が均一かどうかを検出することができる。] [0053] 特に規定されない限り、本願明細書において用いられるすべての条件(専門的なおよび科学的な用語を含む)は共通に、本発明が属する当業者によって理解されるのと同じ意味を有する。本願明細書において用いられる条件の意味は、そうではないと明記されない限り、本明細書の文脈および関連した技術における意味と整合していて解釈されなければならず、理想化あるいは過度に形式的感覚において解釈されてはならない。] [0054] 本発明の原理、好適な実施形態及び動作モードについて説明してきた。しかしながら、本発明は、制限的というよりはむしろ説明するために表現されているのであり、具体例に述べた内容に限定されない旨は注意されなければならない。本発明の各種実施形態の異なる特徴は、明確に記載されている以外の別の組合せに組み込まれることができる。このため、以下の請求項に記載の本発明の範囲内において、当業者によってそれらの実施形態において様々バリエーションが可能であることは認められなければならない。]
权利要求:
請求項1 円筒状の飲料容器の開放端を密封するための上部カバーであって、スコア部を有するパネルと、前記パネルの第1の面に付され、前記スコア部を破砕することで前記パネルに孔を空けるように構成されているタブと、を有し、前記パネルは、温度変更装置のためのキャビティ(Cavity、空洞)を形成している中空体を有し、前記キャビティが前記パネルの前記第1の面の開放頂端部から閉鎖底端部へ向かって伸びている上部カバー。 請求項2 前記中空体が、先細りの形状を有する請求項1に記載の上部カバー。 請求項3 さらに、前記中空体の前記開放頂端部を封止するための第2カバーを有し、前記第2カバーは、少なくとも、一つの貫通孔と、前記第2カバーの面のうち前記中空体の内部に対面する面に突起が設けられている請求項1又は2のいずれかに記載の上部カバー。 請求項4 前記タブが、前記第2カバーを前記中空体の前記開放頂端部の上に保持するために前記第2カバーに押しかぶさって伸びている請求項3に記載の上部カバー。 請求項5 前記中空体の内部容積は前記飲料容器の内部容積の15パーセント未満である請求項1〜4のいずれかに記載の上部カバー。 請求項6 前記中空体の外面は粗い請求項1〜5のいずれかに記載の上部カバー。 請求項7 さらに、加圧流体を封入する容器と、前記容器の放出口に接続され、開位置および閉位置との間において移動可能なエアゾールバルブと、前記加圧流体のエアゾールの排出を開始するように構成されるアクチュエータと、を有し、前記アクチュエータは、前記エアゾールバルブに接続される第1部材と、前記容器に接続される第2部材と、を有し、前記エアゾールバルブが開位置にあるときに、前記第1部材が前記第2部材に固定的に取り付けられ、前記温度変更装置は、前記上部カバーの上記中空体内に配置され、前記アクチュエータの前記第1部材が前記キャビティの前記閉鎖底端部の内面に近接して配置されるようになっている請求項1〜6のいずれかに記載の上部カバー。 請求項8 前記アクチュエータの前記第1部材は前記エアゾールバルブに接続する中心部と、前記アクチュエータの前記第2部材の方へ前記中心部から伸びている少なくとも2本の脚を有し、前記各脚は、前記第2部材と係合するように構成されるフックを備える請求項7に記載の上部カバー。 請求項9 飲料容器であって、チューブ状の本体を形成する円筒状の壁と、閉鎖された底部と、請求項1〜8のいずれかに記載の上部カバーを有する飲料容器。 請求項10 円筒状の飲料容器の開放端を密封するように構成される上部カバーを生産する方法であって、スコア部を有するパネルを形成するステップと、前記スコア部を破砕することで前記パネルに孔を空けるように構成されているタブを前記パネルの第1の面に付すステップと、前記パネルの前記第1の面の開放頂端部から閉鎖底端部へ向かって伸びているキャビティを形成する中空体を前記パネルに規定するステップと、を有する方法。 請求項11 円筒状の壁と、密封された上端部および底端部を有する飲料を格納するための飲料容器であって、前記上端部は第1カバーで封止され、前記第1カバーは開放頂端部と閉鎖底端部を有する外部キャビティを有し、前記外部キャビティは、前記飲料容器の内部の空洞内に伸張しており、前記飲料容器は、さらに、前記外部キャビティの前記開放頂端部を封止する第2カバーと、前記飲料を冷却するための温度変更装置と、を有し、前記温度変更装置は上記外部キャビティの内部に配置されている飲料容器。 請求項12 格納された飲料を冷やすための飲料容器を生産する方法であって、開放された上端部と間隔を置いて閉鎖された底端部を有する前記飲料容器を製造するステップと、開放頂端部と閉鎖底端部を有し、上記開放頂端部から所定の長さだけ伸びるキャビティを有する第1の上部カバーを製造するステップと、前記飲料容器に飲料を充填するステップと、前記キャビティが上記飲料容器内に伸張するように、前記飲料容器の前記開放された上端部を前記第1の上部カバーで封止するステップと、前記キャビティの前記開放頂端部を封止するための第2の上部カバーを製造するステップと、排出バルブを有する冷却装置を製造するステップと、前記冷却装置を前記外部キャビティ内に配置するステップと、前記キャビティの前記開放頂端部を前記第2の上部カバーで封止するステップと、を含む方法。
类似技术:
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